鳩峰山 八幡寺
当山は天長五年(828)四国御巡錫中の弘法大師の開基にして、厄除薬師如来を御本尊とし、日光、月光の二菩薩を脇侍とし、十二神将を眷属として奉祀する。また江戸時代の延宝年間に開設された、阿波西国第十九番の札所として、十一面観音を合祀する。さらに白地城主、大西一族の菩提所として名高く、大西出雲守元高公の尊牌、および一門の過去帳を奉持し、一族の厚い帰依を受ける。今般七難即滅、七福即生の霊験あらたかなる七福神中、特に仏法守護、福財授与のご利益の大なる大黒天神を勧請する。この尊神は三面六臂、身色黒色、憤怒形相にてインド名を摩訶迦羅天と呼ばれ、生産の神、戦闘神で大自在天と同体、または地天の化身にて寺院の守護を司った神である。また、当山より眼下に一望できる吉野川は美しい。
七福神の祭神 | 大黒天 |
所在地 | 徳島県三好市池田町白地 地図はこちら |
連絡先 | 電話:0883-74-0302 |